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Paul「なぜこの会社を始めようと思ったのか?」
創業者「モバイルの位置情報検索をより良くしたいから。」
これにPaulは全く納得していません。
Paul「スタートアップのアイディアというのは、カフェに座って考えて、『よしモバイルの位置情報検索をより良くしよう』というような形で思いつくもんじゃないんだよ。」
Paul「スタートアップのアイディアというのは、明確な解くべき問題ありきなんだ。以前に働いていた会社が抱えている問題とかね。もっと君の身の回りで起こった具体的なストーリーを説明してくれない?」
創業者「僕は大学で研究をしているんだ。このサービスは僕の研究を応用して..」
Paul「これは、研究の事業化なんだね。こりゃダメだ。研究内容の事業化というのは、自分で妄想上の問題を作り出しがちなんだ。僕はこんな技術があるから会社を作りますってね。そのサービスを欲している人がいるかどうか気にしない。」
という具合に、Paulはこの創業者が解こうとしている問題が、彼の日頃の生活の中に無く、単に彼の研究内容からきているという点を第一に疑問視しています。研究内容の事業化そのものが悪いというわけではありません。「本当に誰かが困っている問題を解決しているんだ」というストーリーが無いと、この例のようにサービスの説明をする前に話が終わってしまうのです。これは実に本質的なのですが、逆に多くの創業者がこの問いに答えることが出来ないというのも事実です。「何となくおもしろそうだから」や「市場が大きいから」というだけでは、不十分です。
"シリコンバレーで起業した日本人が語るスタートアップガイド――受け入れられる投資家へのプレゼンとは (via atm09td)
(Source: hmaru, via tkashiwagi)